<生銅鑼焼>
<店舗名:朧八瑞雲堂>
<価格(税込):340円>
まぁ、見た目ですよ。
世にドカ盛なるジャンル?が誕生して久しいが、このビジュアルを例えるなら、ドカ挟み、とでも言おうか。てか、挟んでないし。挟むっていうか、両側に生地を添えてるだけ?いやいや、敷いて、乗っけてるだけ?
とにかく、無茶しちゃったね、という第一印象。
が故に、インパクトは半端ない。
一応商品名は銅鑼焼だが、挟む生地の距離感からすれば、それは最早ボリューム満点のハンバーガーの様。
略して、銅鑼バーガー?
とにかく、食べてみよう。
今回購入したのは、写真左が抹茶で、右が小倉。
まずは抹茶から。
やっぱりハンバーガーの様に大口を開けて一口。あっ、顎が・・・
食べごたえ抜群。クリームはとても滑らか。生地はしっかりと。
下層に餡子を敷き、上にクリームを積み重ねる構造となっている。
クリームはしっかりとした抹茶の風味を備えているが、その分量を考慮しているのだろう、甘さはクリームよりも餡子の方に重点を置いているように思う。なので、甘くて途中で嫌になってしまうようなことはなかった。
ただ、ボリューム抜群なので、一個で満足感は結構なもの。
人によっては、この分量は多いかもしれない。
美味しい。美味しいのだけれど・・・途中からひたすら「喰う!」事に目的が移ってしまった感がないでもない。。。
次に小倉。
構造は抹茶と同じで、下層に餡子を敷き詰め、その上に餡風味のクリームが積み重ねられている。
ひたすら『あずき』を積み重ねた一品。
うん、美味しい。美味しいのだが・・・翌日にすれば良かった・・・抹茶を完食したすぐ後に食べた為に・・・ひたすら『喰わなぁ!』という使命感に追われてしまった。
さすがに一気に2個はきつい。
一気に2個は・・・止めておいた方が良いと個人的には思った訳です。はい。。。
共にちょっとした変わった風味があるな、と思って原材料を見ると、清酒を加えている模様。なるほど、清酒の風味かと納得。
これもまた、見た目だけではない、この生銅鑼焼の風味の特徴となっているかもしれない。
訪れる前に予約できるか確認したところ、予約は不可とのこと。そして午前中で売り切れてしまうことも多いのだとか。
なので、訪れる際は早めが良いだろう。
また種類は上記で紹介した2種の他にも数種あり、黒胡麻や季節限定のかぼちゃなどもあったので、実際に訪れて試してみてはいかがだろうか。
そして、なんといってもこの見た目なので印象ある贈り物としては抜群なのだが、いかんせん生ものなので賞味期限は製造の翌日までとなっているので、遠方へのお土産としては少々向かないのが残念なところだ。
ドカ挟み銅鑼バーガー
勝手に命名したくなるほど、話題性抜群の一品だ。