抹茶パウンド&抹茶みるくサンド

<抹茶パウンド&抹茶みるくサンド>

<店舗:京はやしや>
<価格(税込み):抹茶パウンド/231円・抹茶みるくサンド/157円>

 

 店に入るなり、げっ!嫌な予感が的中した。ここってやっぱり基本的にカフェなんだ。席に案内してくれようとする定員さんに断りをいれ、レジ前に僅かに置かれたお菓子売り場に張り付く。言えない、とても言えない。これから私、都路里にパフェ食べに行くからここではお菓子だけ買いたいんです、なんてどうでもいい事情・・・。京はやしやでのこと。

 てな訳で、今回紹介するのは京はやしやの商品。京はやしやといえば黒豆ロールケーキや抹茶チーズケーキなどテレビでも取り上げられた商品が並ぶ中で、管理人がチョイスしたのはあえての抹茶パウンドと抹茶みるくサンド。一応目的は抹茶みるくサンドだったのだけど、なんかパウンドも美味しそうだったので購入。
 では先に抹茶パウンド(写真左)を食べてみる。
 見た目は大きな黒豆の断面が食欲をそそり、見るからにしっとりとした柔らかな食感を想像させる。ゆずと洋酒の混ざり合った、ほんのりと香ばしくも、まろやかな香りが漂う。いざ口に入れて味わってみると、まずその食感は予想通りにしっとりとしていて柔らかい。黒豆もまた柔らかく煮込んであり、周りの生地と違和感無く口の中で溶けていく。手に取った時にボロボロと崩れやすかったので少々脆すぎるような感じもしたが、しっとりしているせいで口の中で物足りなさを感じることはなかった。そして味はというと、洋酒の風味と抹茶の苦味が上手く調和しているように感じ、また周りに含まれているゆず皮が程よいアクセントになっていた。
 テーブルを叩いて叫びたくなるような衝動にかられることはないが、うん、美味しいです。

 続いて本命の抹茶みるくサンド(写真右)を食べてみた。さて、人気商品のお味はいかに。
 見た目はそのまま。均整のとれた凹凸が美しい。僅かに除くサンドされたミルクの白が、これから味わうだろう甘味を期待させる。封を開けた時に漂ったのは小麦の香り。早速頂いてみる。管理人はその形状からサンドしているクッキーは若干硬いものを想像していたのだが、実際に食べてみると軽い歯ざわりで、口の中に入るとさらっと溶けていった。管理人の感覚としてはポーロのような食感に感じた。想像とのギャップの為に、ここにこういう食感を出すのかとちょっとした驚きだった。サンドされているミルククリームは甘味が強いが、これが口内で溶けたクッキーと混ざり合うことで甘味が調整され、ほどよい口当たりとなる。うん、美味しいです。が・・・肝心の抹茶はという、その存在感はとぼしいように感じた。
 ただやはり、軽快な食感はとても良い!
 バクバク食べてしまえそうな一品だ。

(2009/06/25)

京はやしやホームページ⇒http://www.kyo-hayashiya.com/

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