古都ほかまんじゅう

<古都ほかまんじゅう>

<製造元:旧ゑびす楽庵>
<販売場所:錦市場/味どんつき。その他京都各所>
<価格:1050円(税込)>

 

 かつては寒い冬の夜空の下で、塾帰りのコンビニでほっこり頂く中華まんの美味しかったこと。近頃では肉まんに餡まん、カレーまんにピザまん。その他にも色々と種類があるようで。とにかく冬の時期には欠かせない一品でしょう。

 その出会いはTOKIOの鉄腕DASH。確かその時は「一日でご当地まんじゅう幾つ食べられるか?」という企画でメンバーの誰かが近畿を巡っていて、その中で京都のご当地まんじゅうとして<古都ほかまんじゅう>が紹介されていた。
「なんだと!まんじゅうにきんぴら牛蒡柴漬けだと!!」
 確か管理人の受けた衝撃は、その一点についてだったと思う。あのきんぴら牛蒡が、中華まんに・・・きんぴら牛蒡・・・しかも柴漬け……ほう、面白い。
 てな訳で、放送後に鉄腕DASHの公式ホームページを訪ねて、販売店のチェック!そこで紹介されていたのが、管理人がいつも買う錦市場内の「味どんつき」。お店自体はお漬物屋さんなのだが、冬の時期だけ委託販売をしているらしい。ちなみに製造元は旧ゑびす楽庵という料理屋さんだったが、どうやら数年前より<古都ほかまんじゅう>製造一本に絞って、現在は料理屋は閉めてしまったようだ。
 販売元は錦市場の他にも、四条通と清水坂にもあるようだ。また清水坂では牛肉しぐれ(&きんぴら牛蒡柴漬け)の他にも、抹茶小倉があるらしいが、そちらはまだ未食。どんなもんだろうか、その内に。

 とにかく、きんぴら牛蒡柴漬けショックに打ち震えた管理人は、早速錦市場へ。で、購入し試食タイム。そしたら、まぁ牛肉のしぐれ煮の美味しいこと!きんぴら牛蒡柴漬けを聞いて驚き、牛肉のしぐれ煮を食べて驚き、併せて驚き、うんめぇ~。もちろん、きんぴら牛蒡柴漬けは食べてもばっちりです。中華まんとしては初めての食感であり、また特別な旨味を与えてくれました。

 もう、それ以降、管理人は古都ほかまんじゅうの虜です。京都に行ったら、時期であれば10回中8回は買って帰ります。しかも、5~6個。時には10個まとめ買いで。家に帰って冷凍保存し、食べる時は水を少し振りかけてから、サランラップで巻いてレンジでチン。ほっかほかで御座います。
 今度一時帰郷する際のお土産は<古都ほかまんじゅう>にしようと決定。地元の友よ、待っていておくれ。

 ちなみに、ふと疑問。この<古都ほかまんじゅう>のネーミングはどこから来たのだろう。想像するに「古都・京都のほかほかまんじゅう」という意味だろうか。ところが管理人は当初一人早合点して勘違いをしていたのだが、まんじゅうの名称を<古都のほかまんじゅう>と勘違いしていた。
 そう、事のほか美味いのである。

(2008/01/28)

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