絹ごし抹茶てぃらみす

<絹ごし抹茶てぃらみす>

><店舗:一乗寺中谷>
<価格(税込み):1575円>

 

 今年も行ってきました狸谷不動院の火渡り祭!
 そんでもって今年も寄ってきました、一乗寺中谷!
 今回購入したのは話題沸騰?インターネットではなんと2ヶ月待ちという「絹ごし抹茶てぃらみす」。しっかりと前日に予約をして手に入れてきました。以前から気になってはいたのだが、なんといっても一乗寺中谷の場所が場所だけになかなか足が向かく、この機会にようやく。

 では早速と包装を解いてみると、なんと木箱に入っている。なんかこれだけで高級な一品という雰囲気をかもし出している。それでいてクリームの表明に配されたうぐいす豆、黒豆、小豆の色合いが、大袈裟ではあるけれどもまるで宝石のよう。そう、まるでケーキの宝石箱やぁ~・・・と言えるだろうか。。。香りは特に感じられず。
 それではスプーンですくって豪快に一口頂いてみた。口の中に入れると、噛む必要なく上顎と舌のプレスで簡単にケーキが潰れていってしまうし、とても滑らか。断面を見ると薄いスポンジ層とムース層がそれそれ二段交互に積み重なり、その上に生クリームがたっぷりと乗っているだけなのでとても柔らかく、かつスポンジ自体もきめの細かいものなのでクリームやムースと溶け合ってあっさりと馴染んでしまい、特徴的な滑らか感を生み出しているように思えた。
 さて、味はといえば、甘いもの好きな管理人としては根本的には間違いなく美味しかった。けれど、管理人の馬鹿舌か?抹茶の味がほとんどしない。また白餡の味もほとんど感じられない。管理人の馬鹿舌が感知できたのは生クリームの甘さと、この一見正体不明の味は豆乳だろうか。一乗寺中谷のホームページによれば、スポンジ生地には緑茶シロップを含ませていて、ムースには白餡、豆乳、フロマージュブラン、そして味の決め手となる抹茶をたっぷりと配合しているらしい。管理人の馬鹿舌、ここに極まれりか?それとも冷凍バックに入れていたとはいえ、長時間持ち歩いた為に味が変わったか?返す返すも、抹茶の存在感が・・・ほとんど感じられなかった。口解けの食感と、豆と生クリームの相性がよく、とても美味しかったのだけれど。。。

 なにか納得のいかぬままに完食してしまった。期待が大きすぎたのか?管理人のコンディションが悪かったのか?いや、それで抹茶の味を見失うことも無いだろう。これは再戦しなければなるまいか?!
 ただ、それでも繊細な仕事によるとても味わいのある一品であることに変わりはない。豆乳の風味が漂うなど、そのよい一例だ。一度試してみる価値は充分にあると思う。

 同店別商品:3色お豆のタルト
          ざるわらび

(2009/08/08)

一乗寺中谷ホームページ⇒http://ichijouji-nakatani.com/

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