<マーブルデニッシュ京都三色>
<店舗名:グランマーブル>
<価格:1080円(税込)>
そもそもデニッシュってなんだ?
と思って、調べてみた。
するとデニッシュとは「デンマークの~」を意味する言葉らしい。
なるほど。・・・で、デンマークの・・・なにさ?
すると、正確には「デニッシュペストリー」というのだそうだ。ペストリーとはパン生地を薄く伸ばし何重にも重ねてパイ状に焼き上げたものをいうようだ。
つまり、いつの間にか地域を表す「デニッシュ(デンマークの~)」という言葉が、モノそのものを表す言葉となってしまったようだ。
そこで今回紹介する「マーブルデニッシュ」を意地悪く訳してみると・・・デンマークの大理石?
と、まぁそんな遊びは置いといて、今回は数ある商品の中から「京都三色」を購入してみた。
購入動機。まぁ、見た目です。緑は祇園辻利の抹茶を使用し、ピンクは苺、それとプレーンの三色。
封を開ける前、外側は香ばしく焼き上がっているのが見て取れる。
封を開けると小麦の香りと、それ以上の甘酸っぱい苺の香りが漂う。これは食欲をそそる。それに比べると、抹茶の香りは存在感が薄い。
まずはそのまま頂く。抹茶はここでも存在は薄いか。それに比べ、とにかく苺の風味がはっきりとしている。苺ジャムを付けている感じとは少々違う。当然ながら生地に練り込まれているのでベチャっと感はないし、生地全体からふんわりと香る感じ。その為、バターの風味の良さは出ているが、全体的にあっさりとしている感じ。
このままでも美味。
次にトーストしてみた。
香ばしさと、苺の香りに深みが増したような気がする。
外側はサクっと。中はほんわりと。食感は間違いなくトーストした方が好ましい。
風味は香り高くなったような気がするが、それぞれの味の濃淡に変化はあまり感じられなかった。
それにしても美味。
しかし「京都」を冠した三色が、なぜに緑(抹茶)とピンク(苺)と白(プレーン)だったのだろう。
白は生地そのものの色だから良い(というよりも仕方ない)として。
抹茶も京都(宇治)の特産だから良いとして。
なぜにピンク?苺と京都は結び付かないし、ピンクと京都も・・・と思っていたが、桜かな?と思いあたる。
が、なんか統一性がない・・・と思ってみてしまったり。
この三色を選択した意図はどこに?
『京都』謎の三色。
いや、間違いなく美味しい。美味しいのだけれど・・・そこだけがすっきりこなかったり、しちゃったり。。。