<パウンドケーキ・ピスタチオ>
<店舗名:カカオマーケット>
<価格(税抜き):400円>
マリベルという名は聞いたことがあった。小市民からすると、とてもお高いお店だと。
カカオマーケットは知らなかった。なので、カカオマーケットの前を偶然に通り掛かった時、ものは試しと入ってみた。もし、前もってマリベルの系列店と知っていたら入っていなかったかも。だって、小市民ですもの。。。
カカオマーケット、というだけあって店内にはチョコレートが溢れている。確かに美味しそうだ。
けれど、強烈に惹かれるようなチョコレートは見当たらず(お値段もそこそこしたので、財布の紐を堅く閉じてしまったこともあり。。。)、一回りして店を出ようと思ったのだが、一目見て妙に「美味しそう」と思ってしまったのが、今回紹介する『パウンドケーキ・ピスタチオ』。
『カカオマーケット』なのに、惹かれたのはパウンドケーキ。更にいえば、普段はパウンドケーキを好んで食べることもないのに。
どうも、加加阿365の『お干菓子佇古礼糖(南天)』を食べて以来、ピスタチオが気になって仕方がなくて。。。
ピスタチオ色?にコーティングされたその姿は、一見すると抹茶味の様。京都だけに。。。
封を開ける。それほど強い香りが漂う訳ではない。特別な香りではなく、小麦やバターの香りか。
一口齧る。コーティングされたチョコレートがパリッと。生地に加えられたナッツがポリポリと。生地はしっとり、ホロホロと。
全体の風味の印象として、ピスタチオの風味と、ホワイトチョコレートの甘味が主役。それに、その他のナッツの風味が各所で咲く。
なるほど、さすがに『カカオマーケット』だけに、パウンドケーキの生地よりもコーティングされたチョコレートの存在感を強く感じた。
なので、量としては、このぐらいが丁度良いかもしれない。結構重量のある甘味を感じ、とてもコーヒーが飲みたくなった。
うん、美味しい。
上記したように、この商品を選んだのには要因がある。
なので、当然その要因と比べてしまうのだが、ピスタチオの風味におけるインパクトという意味では断然に加加阿365の『お干菓子佇古礼糖(南天)』に強く感じた。
けれども、このパウンドケーキはこれでバランスを取った仕上がりになっているし、もちろん美味しく頂いた。
チョコレート(カカオ)屋さんが作るパウンドケーキ。
しっかりと主役はチョコレート。